特撮(時にアニメも)キャラや作品を面白く雑談するブログです。


by kosaisiarai

毒牙仮面 舟耳仮面 鳥牙仮面(秘密戦隊ゴレンジャー)

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引き続き、スーパー戦隊シリーズ第一作である「ゴレンジャー」の仮面怪人について述べていきます。
先ずは、黒十字軍が送り込む怪人「〇〇仮面」のモチーフについてですが、大体4パターン位に分けられると思います。
1:戦士や悪人をイメージしたもの。武者仮面や剣道仮面や海賊仮面がこれに相当します。早い話、「超人機メタルダー」の鎧軍団人と同じコンセプトモチーフです。「バトルフィーバーJ」の格闘技怪人や大盗賊怪人、スポーツ怪人あたりもこの部類ですね。
2:民族美術をモチーフとしたもの。前半シリーズには多く登場します。中には近代の前衛芸術をモチーフとした奴もいます。今回等記事でじっくりと述べます。
3:身の回りの道具や日用品といったアイテムがモチーフ。鉄人軍団以降多く登場するパターンで、デザインもキャラクターもギャグっぽい奴が多く、「ゴレンジャー」という作品の魅力を大いに盛り上げてくれました。
4:動物モチーフ。流石にここまで来るとスタッフも息切れしたのか?と思わせる奴が多く、私としても余り好きになれない怪人群です。
5:分類不能。
また、以上挙げた中の要素を2つ以上併せ持つ奴もいます。
さて、上記の2のパターンから、代表的な奴をいくつか画像も添えて挙げてみました。
毒牙仮面はどうやら東南アジアの舞踊に使われる仮面がモデルらしいですが、首から下の衣装が日本の雅楽風でチグハグな印象です。元は中国の蘭陵王と雰囲気が似ているからでしょうか?
舟耳仮面は南アフリカの土着的な印象を受けます。
鳥牙仮面(鳥に歯は無い筈だけど!)は同じ南国でもニューギニアかサモア諸島、或いは南米のイメージです。ネーミングは何れも観た目由来でしょう。
ここに挙げた三怪人以外にも、儀式や祭りにおける民族美術、宗教における偶像(仏像 マスコット)をデザインモチーフとした怪人は、黒十字軍の仮面怪人に限らず、エゴス怪人やテロル闘人、フーマの不思議獣、バルバンのイリエスの配下達、その他、数多くいます。機会があればそれらについても詳しく述べたいと思います。
黒十字軍に限るなら、やはりアフリカ美術的な角仮面やスチール仮面、明らかにモアイ像モチーフの岩面仮面、信楽焼の狸像がモチーフと言われる鉄獅子仮面、前衛的なデザインの虹仮面 日輪仮面 赤面仮面 鉄姫仮面 等。その他探せばまだまだあると思います。
そして、奴らの原点として、以前、私が「pulog2」の名で立てていたブログの中でも述べましたが、「変身忍者嵐」の妖怪ドーテムやクンバーナも外せません(更なる原点となったキャラがいるかも?)。
「美味しんぼ」の単行本110巻「福島編」に「人形様」という巨大な魔除けの人形が登場します。一種の「案山子」 ですね。地方に行けばそういった民族信仰における美術は多くあります。日本に限定してもかなりのバリエーションでしょう。ましてや世界各国となれば。もう、怪人モチーフには事欠きませんよね。
話が脱線しますが、興味のある人は、愛知県犬山市のリトルワールドや、大阪府吹田市万国博跡地の民俗博物館を訪ねてみると良いでしょう。水木しげる先生もその様なコレクションを所有されているので、鳥取県境港市の水木しげる記念館を訪ねてみるのも良いでしょう。
さて、次回はアイテムモチーフの黒十字軍仮面怪人について述べたいと思います。
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by kosaisiarai | 2013-09-08 17:31 | 戦隊怪人