特撮(時にアニメも)キャラや作品を面白く雑談するブログです。


by kosaisiarai

エゴス怪人(バトルフィーバーJ)

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「ジャッカー電撃隊」から一年間のインターバルを経て復活した戦隊モノが「バトルフィーバーJ」です。「ジャッカー」の後番組は同じ東映特撮の「透明ドリちゃん」でしたが、2戦隊の一年間のインターバルを繋いだのはむしろ「スパイダーマン」と言えるでしょう。理由は言うまでもないと思います。
本当なら「国際戦隊バトルレンジャー」というタイトルの方が良かったと、今になって誰もがお思いでしょうが、当時のスタッフには「シリーズ作品」という意識は希薄だったと思うし、それ故に、他の戦隊と比べても異色なイメージです。戦隊ではお馴染みのゴーグルマスクではなく普通に端正なマスクの「美形の戦隊」と今でも評され、中でも、歴代戦士で唯一髪のあるミスアメリカ(旧ブログでも述べましたが)は、そのハイレグコスチュームの魅力という事もあって、未だに根強いファンは多いです。それと、作品登場当時はディスコがブームで、映画「サタデーナイトフィーバー」もヒットしました。5人の戦士の隠しモチーフに「踊り」があります。ただし、その隠しモチーフは作品中で活かされていたとは言えませんでした。「電撃戦隊チェンジマン」も、モチーフである伝説獣が活かされていなかった(「ジュウレンジャー」以降のファンタジー系の戦隊で使えば上手く活きたのにね)と思います。尚バトルジャパンの踊りは日本舞踊ではなくカンフーダンスなので、念のため。
画像右上のメカブルトンみたいな怪人製造マシンから生み出される「御子」と呼ばれる怪人たちは、ネームも「〇〇怪人」で統一されます。人間が怪人に改造される場合もあるようですが、人間以外から生み出される場合もあるようです。デザインコンセプトは、初期においては「秘密戦隊後レンジャー」の、民族美術モチーフの仮面怪人と何ら変わりません。造形セオリーも殆ど頭部のみに集中。「ゴレンジャー」に出ても違和感ありません。コウモリ怪人はインカの仮面風、キバジシ怪人は東南アジア風、デスマスク怪人はヨーロピアン風、念力怪人はアフリカ風 と。そして五番目が、地中海風のシュールなマスクのバッファロー怪人ですが、ただ、奴の造形は今までの怪人とは違い、全身を造りこんだ重厚な造形になっています。何故なら、奴の回から「弟ロボ」と呼ばれる敵巨大ロボが登場するようになり、また同時に、作品の更にもう一体のヒーローであるバトルフィーバーロボがデビューを飾ります。続く六体目が古代大和テイストのドグウ怪人で、これまた重厚な全身造形。ドグウロボとの巨大戦もjこれまた重量感があります。
7体目は今度は首から下がウエットスーツという、前二回と違って軽量デザインの火の玉怪人&ロボ、デザインも今までの民族的なイメージとは打って変わって現代美術を思わせるシュールさです。予告を見た時に「この回は敵弟ロボは無理して出す必要は無い、バトルフィーバーロボの消火活動で巨大戦に替えれば良いじゃないか!」と思ったんですが、ちゃんと敵巨大ロボも出たのには参りました。その後は、スポーツ怪人&ロボ、といった具合に、身近な物事やアイテムや動物とかモチーフの敵キャラが出るようになりました。戦隊怪人におけるモチーフという点では、事エゴス怪人に関しては、次作「電磁戦隊デンジマン」のベーダー怪物と並んで、かなり融通無碍な方じゃないかと思われます。
長くなるので、この続きは「その2」で語りたいと思います。
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by kosaisiarai | 2013-09-29 16:48 | 戦隊怪人