特撮(時にアニメも)キャラや作品を面白く雑談するブログです。


by kosaisiarai

快獣ブースカ

b0295775_2585274.jpg

戦隊怪人の記事が続きました。ここで流れをいったん中断して、快獣ブースカの話題を送ります。
ファンタジックな非日常キャラが人間社会の日常世界の中に登場し、周囲に溶け込みながら騒動を巻き起こすといった内容の作品は、アニメだと「オバケのQ太郎」「ロボタン」「おらぁグズラだど!」「GuGuガンモ」等がお馴染みです。特撮では、東映の「がんばれロボコン」から「燃えろ!ロボコン」までの御町内ロボットコメディシリーズがお馴染みですが、円谷作品ではやはり「快獣ブースカ」と、その、リ イマジネーション作品である「ブースカ ブースカ」でしょう。「怪獣」を捩った円谷独自の造語である「快獣」という称号は「チビラくん」でも使われ、例えば、カネゴンやピグモンの称号でもある「珍獣」や、「ウルトラマンエース」における「超獣」などと同様に、特撮ファンにはお馴染みです。
「快獣ブースカは「ウルトラQ」の丁度一年後にスタートしたモノクロ作品です。既に「ウルトラマン」も放送されていたので、スピンオフ感覚の作品だったのでしょう。設定ではイグアナがベースらしいですが、イグアナっぽさは全く無い、丁度宇宙恐竜ゼットンに恐竜としての要素が全く無い(べムラーやスカイドンや名前だけでも恐竜のディノゾールの方がよっぽど「宇宙恐竜」していますよね。)のと同じですね。耳たぶやデベゾは完全に哺乳類のそれだし。豚のような尾(長く伸びる)以外は地球上のどんな動物にも似ていません。知能を持ち、性格は友好的で、頭のブー冠を暖めて脳細胞を活性化させれば天才的な知能を発揮するという好都合さ、自在に空を飛び、念力も使うという、食いしん坊でお人良しが珠に傷。ブースカのキャラクター設定に関しては、同時期に製作された「忍者ハットリくん+忍者怪獣ジッポウ」のジッポウとの共通点がかなり多いです。それと、±さんの当記事へのコメントにもあった、「バラサバラサ」とか「シオシオのパー」といった「ブースカ語」も印象的でしたね。後の東映の「がんばれロボコン」の、「フンギャラ」とか「ホ二ャララ」といった「ロボコン語」の先駆けですね。尚、ブースカのキャラクターとしての位置付けですが、「ドラえもん」というよりは、「キテレツ大百科」のコロ助のそれになります。キテレツ君が屯田大作少年、という訳ですね。
旧作のほうには後半から弟分の快獣チャメゴンが登場します。ユーモラスなブースカに対して、見た目が何だかオバサン風の顔のチャメゴンには最初は子供心に抵抗がありました。設定では宇宙生物が地球のリスのDNAを取り込んで生まれたらしいです。変身能力をはじめ、ブースかには無い様な数々の能力があり、初めのうちは先輩であるブースカと張り合いますが、やがて共に力を合わせて、ゲスト怪獣とか(次の記事で述べます。)と戦ったりもします。最終回ではブースカと一緒に宇宙に旅立ちました。
新作では「カモスケ」なるもう一体の快獣が登場します。モチーフはどうもカモノハシらしいです。お金にガメツいという何か嫌な性格に思えますが、意外と寂しがり屋で強情っぱり、ブースカや雄作少年(かつての大作の長男、新作ではブースカを誕生させたのは彼の方)とも最後は心が通い合いますが、このカモスケ、実質的な登場は正味2ヶ月で、旧作のチャメゴンのようにブースカとのコンビネーションでの活躍が観られなかったのは実に残念でした。
[PR]
by kosaisiarai | 2013-10-12 03:16 | 他の円谷怪獣