特撮(時にアニメも)キャラや作品を面白く雑談するブログです。


by kosaisiarai

アンパンマン

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前の記事も未だ途中ですが、突然の訃報という事で、緊急に書き込みます。
「アンパンマン」「ニャンダー仮面」等の作者で知られる漫画家のやなせたかし先生が天寿を全うされました。子供達に多くの夢を与えていただいて本当にありがとうございました。ご冥福をお祈りします。
アンパンマンに限らず、やなせ先生の漫画のキャラって、実にほのぼのとしていて、まんま「ゆるキャラ」のそれなんですよね。勧善懲悪だけど敵キャラも憎んだり差別したりせずに受け容れるという、まさに愛に溢れる作品だと思います。楽しいキャラも次々と登場し、子供達に人気なのも良くわかります。辛口コメンテーターは「アンパンマンは共食いの世界だ。」などと酷評もするでしょうけれど、何故かそういった暗さを微塵にも感じさせない明るいトーンで、全てのキャラクターに感情移入出来るんですね。
お腹の空いた人に自分の顔を食べさせるアンパンマンは「自己犠牲」の優しさのキャラだとよく言われますが、原点は、メーテルリンクの戯曲(童話だと思っている人も多いが、元は戯曲として書かれ、舞台設定やキャラ設定のビジュアルも詳細まで拘りが感じられる作品)である「青い鳥」の中で、主人公の兄妹と夢の国を旅する「パンの精」あたりではないかと思います。パンの精もお腹が空けば食べさせてくれます(と言っても、自己犠牲ではない)。他にも 火の精 水の精 ミルクの精 砂糖の精も同行するので、喉が渇いたり、疲れて甘い物が欲しくなっても大丈夫!という訳なんですよね。
私も自分自身の、オリジナルの怪獣怪人のギャラリーブログの仲でも、アンパンマンワールドにいたら面白そうな「追加キャラ」をいくつも考え、そのアイデアをアップロードもしました。しかし、私が考えるキャラって、今ひとつ素直じゃないんですね。変にウンチクや駄洒落が入っていたり、特撮や他のアニメや芸能バラエティーのパロディを感じさせたり、と。しかし、やなせ先生のキャラは純真無垢なくらいに素直なんですね。
子供のおやつの中でもかつては最もポピュラーだったアンパンを始め、各種のパンやお菓子、食べ物全般を擬人化する事で、仲間も次々と増えていく。これは例えば「ポケモン」や、その他の子供アニメにも言えることですが、新しいアイデアの仲間キャラの登場もまた子供達の楽しみなんですね
尚、食べ物がモチーフのCMキャラと言えば、マクドナルドのそれやヤキソバン等がいますが、スーパー戦隊の怪人や「仮面ノリダー」のジョッカー怪人にも、何か子供の夢を壊しかねない様なグロいイメージでモチーフ化されたりしています。また、「ご飯怪獣バップ」も食べ物モチーフキャラのオンパレードですね。
やなせ先生の夢と心を受け継いで、アンパンマンたちの冒険はまだまだ続くでしょうし。夢を持ち続ける子供達の心の中を、アンパンマンはこれからももずっと飛び続けるに違いないでしょう。

今年のNHK紅白歌合戦には「あ」で始まって「ん」で終わるお方がきっと二組応援に来る筈です。一方は「あまちゃん」で決まりですね。もう一方こそが「アンパンマン」に違いない筈です。また、そうあるべきだと思います。20:00時くらいの登場でしょう。因みに、昨年は30周年を迎えた東京ディズニーランドに因んだディズニーアニメキャラでした。
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by kosaisiarai | 2013-10-15 21:13