特撮(時にアニメも)キャラや作品を面白く雑談するブログです。


by kosaisiarai

昭和特撮ヒーロー

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これまたブログの記事の流れを突然無視しての、緊急の書き込みです。
つい先日、本屋さんで「60年代 蘇る昭和特撮ヒーロー」の本を見付けました。その時は余り時間も無く、中身をざっと見た程度でしたが、休日に時間を見付けてその本屋さんに出かけ、長時間かけて立ち読みしてしまいました。いや!なかなか面白くて夢中になってしまいましたよ。
テレビ特撮ヒーロー創世記から1969年までの一部映画も含むテレビ特撮作品やヒーロー達が余す事無く紹介されており、マニアにとっては垂涎の一冊でしょう。
「60年代」とありますが、創世記である50年代の作品も一部紹介されています。69年で切ったのは、この年からテレビでは「スポ根」作品がブームとなり、特撮ヒーローが一時期不在となったからです。大阪万国博の70年においては「ウルトラファイト」と「チビラ君」のみで、特撮ヒーローファンには不毛な年(ゴジラすらお休みだった、一応「ガメラ対ジャイガー」はあったけど)でした。でも、言い方を替えるなら、69年から70年という時代は、懐かしの特撮を語る上で、一つの大きな節目になっているんですよね。
本には「少年探偵団」から「妖術武芸帳」までの作品が、それでも100を軽く超える数で紹介されています。何と言ってもマイナーな作品に光を当ててくれているのが嬉しい限りです。
長い様で短い69年までのテレビ特撮作品の歴史の中で、最も大きなターニングポイントと言えるのが66年(昭和41年)1月だと言えるでしょう。この年に「ウルトラQ」がスタートしました。昭和特撮を語る上で絶対に外せない一本で、本の中でも実に大きく紹介されています。喩えて言うなら、昭和最大のユニットグループである「ザ ドリフターズ」の最大のターニングポイントである1974年(昭和49年)4月の様なものですね。(この時ドリフに何があったかはご自分で調べて下さい。マニアならすぐに判る事ですが。)
一方、60年代昭和特撮を代表する最高峰作品「ウルトラマン」と「ウルトラセブン」は、逆にサッと流す程度で必要最小限の紹介しかされていませんが、これは、この二本が作品としては余りにも有名かつ偉大過ぎるため、他の作品の様に語るとなると、誌面が幾らあっても足りなくなる、というのが理由でしょう。でも、マニアにとってはそれで充分ですよね。実際、ウルトラシリーズについて詳しく語られている本は他に幾らでも有り、「必要ならそちらを読め!」という事なのでしょう。一方、かつてのウルトラマンのライバル作品で、ウルトラマンの影に隠れてしまったとは言え、国産初の本格的カラー作品である「マグマ大使」は、その作品バリューに相応しく大きく取り上げられています。
また「頓馬天狗」なんてのもありました。仮面ノリダーの原点ですね。その他にも「こんな作品も有ったんだな!」といった超マイナーな作品までもが紹介されていますが、不満もあります。記憶違いかも知れませんが、保積ぺぺ氏主演の「丸出だめ夫」や、熊倉一雄氏が声を担当した「忍者ハットリくん」「忍者ハットリくん+忍者怪獣ジッポウ」「神州天馬侠」等が無かった様に記憶しています。ただし、百歩譲って「宇宙人ピピ」の様なNHK作品や、「サンダーバード」の様な海外作品は対象外で良いでしょう。
ただ、この本の第二弾は難しいでしょう。むしろ「ウルトラマン」「仮面ライダー」「スーパー戦隊」は勿論の事「円谷ヒーロー」「東映ヒーロー」「ビープロヒーロー」「宣弘社ヒーロー」「海外特撮ドラマ」「NHK人形劇&SFドラマ」といったカテゴリー毎の括りで出版される方が無理がないし、実際に何冊も出ています。円谷怪奇ドラマ」の括りで纏められた本もありましたが、内容としては「マイティジャック」「怪奇大作戦」「緊急指令10 4 10 10」「「猿の軍団」「スターウルフ」「恐竜探検隊ボーンフリー」といった、ヒーローの登場しない作品群だけで一冊の本になっており、これまたマニアには嬉しい一冊になっています。
どんなカテゴリーで纏めるか、何処を以って区切りとするか、扱う対象としての許容範囲とするか、難しい部分はあると思いますが、今後もこの様な本が出版されて欲しいですね。
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by kosaisiarai | 2013-10-28 19:55 | 他 未分類