特撮(時にアニメも)キャラや作品を面白く雑談するブログです。


by kosaisiarai

合成獣モズー(大戦隊ゴーグルV)

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スーパー戦隊第六弾はこれまたオーソドックスに女性一人を含む5人体制、ただし、過去には使われなかったカラーとしてブラックが初登場し、従来のブルー(クールキャラ)のポジションに。一方、グリーン(少年)がオミットされ、代わりにブルーが少年キャラのポジションに。文明を象徴するそれぞれの戦士のマスクにはパワーの源となる宝石が嵌められています。
「ゴーグルV」と言えば、当時大人気のスポーツだった新体操のアクションが取り入れられた事でも知られていますよね。新体操の手具も五種類で、それぞれの戦士のメインの武器(レッドはロープ ブラックはクラブ ブルーはフープ イエローはボール ピンクは勿論リボン 無論 戦士一人一人が全ての手具を使いこなせる)にもなっています。しかも、ゴーグルピンクは新体操選手という設定で、萌えフィギア「ガールズ イン ユニフォーム」には、ホットパンツファッションとレオタードの2種類の桃園ミキがあります。
さて、ゴーグルVの敵となる組織がデストピア。総統タブー(「ちょっとだけよ!」じゃないぞ)を総統とする遺伝子科学帝国で、毎回送り込まれる敵キャラは、生物(何故か、架空の生物もある、一種のキメラか?)の細胞と金属原子を融合させて生まれた合成獣で、ネームは「〇〇モズー」で統一。戦隊作品には珍しく、敵キャラが動物モチーフで等一されています。また、ベーダー怪物や機械生命体モンガーの様に巨大化はせずに、巨大ロボに搭乗して戦うというのも大きな特徴です。
合成獣のデザインは前半においては私自身がどちらかと言えば苦手な左右半々の非対称デザインで、半身が生物組織、半身がブラックサタン怪人風のメタリック。とは言え、シルエット的にはバランスが取れているので、自分的には多少無理はあっても何とか許容範囲だと考えています。かつて「仮面ライダーストロンガー」でも、デルザー最強の魔人、マシーン大元帥がその様なデザインでしたよね。あれはあれで面白い造形だと思いました。ただ、シリーズにするのは如何か?と。後半になると生身とメタリックのバランスがハイブリッドになって、見た感じも心地よい左右対称デザインになりました。ただ、デストロンのメカ怪人やマシーンベムと同様のデザインコンセプトになってしまいましたが、でも、私は嫌いではありませんでした。
カイモズーやハチモズーの様になかなかシュールなデザインの奴もいましたが、基本的には正統派に近いデザインで押していました。ただ、終盤になると、哺乳類モチーフの正統派デザインそのもののモズーが立て続けに登場したのは今一つ面白味に欠けていた様に思えます。あと、これは冗談ですが、百舌鳥(もず)がモチーフのモズモズーはいませんでしたよね、当然!
モズーが倒されると、モズーと同じモチーフの巨大ロボ「〇〇コング」に搭乗してゴーグルロボと戦い、地球剣で両断されて砕け散る訳ですが。真っ向から両断するのは、コングのコクピットにいるモズーも両断するため。巨大ロボコングは、上半身はモズーと同じ造形ですが、下半身は巨大な重量を支えるために重厚で頑丈な脚になっています。また、コングの頭部にはコクピット部分があります。
とは言え、作品初期にはモスーとコングは別々で、ファンコング ヒカリコング ゴリラコング(ゴリラモズー用ではなくオリジナル) マンモスコング(同名の怪獣「月光仮面」に登場した。これまたマンモスモズー用ではない)、と、オリジナルのコングが4体まで登場していましたが、結局はコストと手間の都合で、カマキリモズー用のカマキリコングからはモズーと同タイプにした という訳ですね。
それなら最初から、合成獣第一号カイモズー用にはカイコング とすればよかったのに!と思ってしまいますよね。最終回近くで幹部のデスギラー将軍がクマモズー用のクマコングを横取りして搭乗する回がありますが、その時こそむしろ、久しぶりに将軍用にオリジナルのコングを出しても良かったんじゃないか?と思うし。劇場版悪貧でも、モグラモズー用にこれまたオリジナルの(例えば)ドリルコングとかを出しても良かったんじゃないかと思います。また、ファンコング二号 ヒカリコング二号 なんてのを出しても良かったと思いますし、前作「太陽戦隊サンバルカン」の最終回のキングマグマーを「マグマコング」と名を変えて出すというお遊びも欲しかったですね。尚、ファンコングやヒカリコングの脚部分はそのまま後の巨大ロボコングの脚として使い回されたりもしました。オリジナルのコング達のイメージは後の「超電子バイオマン」のメカシャイガンや「特捜戦隊デカレンジャー」の怪重機、「特命戦隊ゴーバスターズ」のギガノイドへと繋がります。
また、妖しくもセクシーなコスチュームの女幹部マズルカ。「ザ カゲスター」の初期の悪人のコスプレを思わせるイガーナ博士とザゾリヤ博士。骨のヘルメットが印象的なデスギラー将軍。「地獄大使!」と言うよりはクライム四天王に加えても違和感のなさそうなデスマルク大元帥。
そして、大魔人ドルゲとバックベアードが合体した様な総統タブー。その正体は遺伝子(DNA)そのものと言う事で、ブラックマグマのボスが巨大メカであるコンピューターだったという設定とまさに好一対であり、更に両者のキャラクターコンセプトを併せる事で後の「超新星フラッシュマン」の帝国メスの帝王、ラーデウスに繋がるもと思えます。
私的にはタブーのデザイン。「変身忍者嵐」のバックベアードには、むしろこちらの造形デザインの方が暑苦しくなくて良かったのでは?と思いましたよ。
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by kosaisiarai | 2013-11-24 11:31 | 戦隊怪人