特撮(時にアニメも)キャラや作品を面白く雑談するブログです。


by kosaisiarai

マドー帝国(宇宙刑事シャリバン)

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「宇宙刑事ギャバン」に続くシリーズ第二弾。「シャリバン」と言えば、旧ブログでも触れましたが、エンディングに流れる副主題歌「強さは愛だ」のマニア人気でも知られ、「ギャバン」の「星空のメッセージ」、「シャイダー」の「ハロー シャイダー」とは比較にならないくらいに高い評価を受け、カラオケでも随分と熱唱されました。
上司となったギャバン隊長のアドバイスと、女刑事リリーの心強いアシスタントとイガクリスタルの未知なるパワーの助けも借りて強敵「マドー」帝国と戦うシャリバン。マドーは基本的にはマクーと同様のテクノロジーを持ちながらも、構成員である大幹部に将軍や科学者を配するなど、マクー以上に「軍事的」な特色を持ち、また、傭兵キャラも多く登場します。サリーちゃんパパヘアスタイルのガイラー将軍に女科学者ドクターポルター(直訳すると「暴動博士)」と、その脇近のミスアクマ1、2(原点はベーダー一族のへドリアン女王の側近のケラーとミラーと思われる)。更には作品中版から登場するイレギュラーな第三勢力キャラのレイダー(「高速戦隊ターボレンジャー」のレーダ博士に繋がるキャラ)。尚、安藤三男氏が演じたレイダーは、マニアの間では或る意味、特撮史上に残る名悪キャラとしても知られ、シャリバンを、言うなら「臆病風に吹かれた」様な状態に追い込んだ強敵としても知られています。よく言われる「トラウマ」は、その対象が具体的ですが、レイダーの場合は、もっと心の奥深くの、例えば幼少期とか、或いはもっと根本的生理的な「不安、恐怖」を揺さぶり、増幅させるんでしょうね。そんなキャラ設定も有ってか、映画「ヒーロー大戦Z」にも、強敵キャラとして見事にリニューアル復活(しかも、スペースレイダーというバージョンアップ版有り)しています。
そして、何と言っても外せないのがボスキャラである魔王サイコ。鋼鉄の鎧で全身を覆い、マドー要塞城の奥の院に鎮座するその巨体は「ロボコン」のガンツ先生のダークバージョンといったイメージですらあります。しかしながら「ギャバン」のドン ホラー、「シャイダー」のクビライとは異なり、自在な挙動活動が出来ないというハンディを胴体から泣き別れした首のみにおいて行う、というのではないのが大きな特徴と言えるでしょう。魔王サイコには「サイコラー」という、こちらは自在に活動出来る分身があり、片方を倒しても、どちらか一方が生きていれば両者が再生復活する、という大前提が有るのです。サイコとサイコラーを同時に倒さねばならない。しかし、シャリバンは一人。それ故に、サイコとの戦いは1ラウンドでは済まず、倒したはずのサイコが復活するシーンは当然描かれます。しかしながらその設定ゆえに、ラストバトルではギャバンとのタイミングを合わせた同時攻撃が見られるという、ファンにとっては嬉しい「共闘」という形で膜を閉じるサービスになりました(その次の作品のシャイダーは一人でクビライを倒します)。
尚、サイコもまた、映画「スーパーヒーロー対戦Z」で復活します。30年ぶりの「宇宙刑事」復活において、マクーの場合はドンホラーの血族である残党が復活したものの、ドンホラー自身は復活しませんでした。一方、マドーの場合は、スペースレイダーとなった呪術師レイダーによってサイコ自身が復活します。それも戦隊ロボと戦うほどに巨大になり、デザインの方も阿修羅を思わせる三面と、仏具を思わせる腕や付属物という、まるでミャンマーあたりにありそうな仏像を思わせる姿でリニューアルされます。また、サイコラーに相当する「分身」が、如何にも可愛らしいマスコットロボ風の姿と無垢な性格のペット風キャラクター(映画「ジュブナイル」に登場した小型ロボを思わせる、また、戦隊シリーズでもしばしばサポートキャラとして登場する様な)として登場します。もっとも、復活した巨大サイコを実は背後でスペースレイダーが糸を引いていた、という設定らしいですが。

あと、シャリバンが週替わりで戦う魔怪獣「ビースト」については、次の記事でボべたいと思います。
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by kosaisiarai | 2013-11-28 21:51 | メタルヒーロー怪人