特撮(時にアニメも)キャラや作品を面白く雑談するブログです。


by kosaisiarai

シンカ獣 メカシンカ(科学戦隊ダイナマン)

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スーパー戦隊シリーズ第7弾「科学戦隊ダイナマン」は、野球チームをイメージしたコスチュームが特徴。名前の通り、戦隊が名のるたびに背後で爆発が起きてコスチュームと同じ色の付いた噴煙が上がる豪華版映像と、あと、敵組織内にも一つのドラマを作り上げるという、アニメ作品とかでは既にお馴染みのセオリーを特撮作品でも本格的に行った事で知られています。敵であるジャシンカ(邪進化)帝国の帝王アトンの世継ぎであるメギド王子を、かつての日本サンライズ巨大ロボアニメにおける、プリンスシャーキン ガルーダ提督 プリンスハイネル リヒテル王子 シャアアズナブル大佐 といった一連の美形ライバルキャラと同じ路線上に置き。更に、メギドの従妹で美形の悪役女性キャラである王女キャラ キメラを登場させ、お互いの駆け引きや愛憎劇も盛り込んだストーリーになっています。尚、王女キメラは、「ガールズインユニフォーム」においても、ゾンネットやケガレシアと並んで、悪キャラでありながら萌えフィギアになるという名誉を与えられています。(全ての悪女キャラがフィギア化されている訳ではないようです。シボレナやシュリンダやウェンディーヌやフラビージョも有るかと思いますが、サロメ、アマゾンキラー、マズルカ ザゾリヤ博士、ゼノビア将軍、ファラ ル ネフェル フーミン マリア ディーナス リラ ツエツエ 等と言った様に未だフィギア化されていない悪女キャラも多いのは、やはり需要がないからだと思います。(ヘドリアン女王はあったかな?)
ジャシンカ帝国の民の身分は尻尾の本数で決まり、10本の尾を持つ者がジャシンカにおいて完全なる存在になれるという言い伝えがある、筈が、実はそれは「死」を意味していたという意外な「落ち」もさることながら、「尾の本数でジャシンカの民としての価値は決まるものではない、あくまでも中身、身心である。」という悟りに達したメギド(尾を全て失い、一時期「ダークナイト」を名乗る)の、無意味に縋りついていた過去の価値観を捨て、新たなる決意に燃える場面もまたドラマチックな展開と言えるものでした。

さて、帝国が毎週送り込む敵キャラクターが「シンカ獣」です。
コメント欄で±さんが説明している様に、モチーフが地球上の生物で統一されているというセオリーは、前作「大戦隊ゴーグルV」に引き続いて二度目です。造形の方はライダー怪人(当時の)に比べると重厚で豪華。生物が進化して霊長類に近づいた、というコンセプトの元にデザインされているので、当然人間体型の着ぐるみという事になりますね。ただ、画像のカニシンカを見る限りでは、人工的なパイプの様なものが付けられていますが、活動をよりし易くするためにバイパス手術を後から施されたのでしょう。また、巨大化の際に足の宇分が大きくなりますが、やはり足首にかかる重量負担がそれだけ大きくなる、という物理学的な考証を考えても納得がいきます。
後半シリーズからは「メカシンカ」という、メカと生物(架空も含む)の生体を融合させた、それこそ、デストロン怪人のセオリーを受け継いだ敵キャラが搭乗するようになり、そのキャラクターセオリーは「鳥人戦隊ジェットマン」のバイオ次元獣、「忍風戦隊ハリケンジャー」のサーがイン配下のクグツへと繋がります(一部のマシーンベムにもそんなのがいましたね)。
私個人的にはメカシンカのデザインはエストロン怪人よりは整然としていて好きでしたね。デストロン怪人の場合、動物組織の欠損部分を鉄板で補足していた様なイメージでしたが、メカシンカはまさにスチールの鎧を着ているイメージでした。ただ、相変わらず、手だけが武器 というデザインが多かった様に思います。もっと、例えば、鳥とジェット機、トンボとヘリコプター、戦艦と鮫、サイと戦車 エイと円盤 といった様なハイブリッドを狙った合体があっても良かった様に思ってしまいますが、今思うとそれはむしろ、バイオ次元獣やクグツに期待すべきだった事かも知れませんね。
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by kosaisiarai | 2013-12-12 19:50 | 戦隊怪人