特撮(時にアニメも)キャラや作品を面白く雑談するブログです。


by kosaisiarai

長いスパンで見た意外なライバル

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「ライバル」と呼ばれる者同士 物同士があります。本当に良きライバル関係にあるもの同士は、お互いを意識し合い、刺激し合い、磨き合い、それでいて自分達の独自性を守りながらお互い同士が永いオンリーワンであろうとするべきものですが、第三者たちの評価によって長いスパンの間に何時しかライバルにされる事もあるでしょう。
今私がネット配信でハマっているのが、アニメ「おそ松くん(新 旧)」です。単純なドタバタギャグのモノクロ旧作に対し、平成リメイク版の新作の方はちょっとした「毒」が感じられ、後の依存性の高い毒気たっぷりの深夜アニメ「おそ松さん」への進化の途中作品にも思えます。
赤塚先生の代表作品である、そんな「おそ松」に、もし「これがライバルだ!」と言える作品があったとしたら?皆さんはきっと意外に思うでしょうけれど、私は手塚治虫先生の代表作品「鉄腕アトム」を挙げます。(実は、私も最近気が付いた事なのです。)ライバルというのは、長いスパンで見た場合、実は意外なところにいるものなのです。(「金田一少年」も長いスパンで見ると「名探偵コナン」のライバルとなるには、やはり作品が力量不足だったのかも。)
「おそ松」のライバル作品と言えば、短いスパンで言うなら、同じ少年サンデーで同時期連載されていた二大ギャグマンガの一本である「オバケのQ太郎」があります。両方とも(アトムも)3回アニメ化されているし、オバQにも何と、大人になった登場人物達を描いた漫画もあります。しかし、藤子先生の代表作品はやっぱり「ドラえもん」。一方、赤塚作品の「顔」ともいえる代表作品 代表キャラはやはりバカボンのパパよりもむしろ、おそ松をおいて他にはいないでしょう。手塚作品のアトムと同じポジションですね。一方「アトム」のライバル作品と言えば、短いスパンでは「鉄人28号」、もう少々長いスパンになると「巨人の星」が挙げられた事があります。後者の場合はアニメスペシャルで実際に一度だけ共演(これは当時としてはかなりの異例、内容は、野球で対決して結果は引き分け。)しているし、主人公の本名も「天馬飛雄」「星飛雄馬」と、確かによく似ています。
でもアトムのライバルがおそ松だと言い切れる理由としては、やはり、手塚先生と赤塚先生という、タイプのまるで違う(それでいて正反対という訳でもない)2大巨匠の作品の代表キャラであるという点以外にも、手塚と赤塚、両先生の作品ワールド全体それ自体もライバルである、という理由もあります。手塚作品なら ヒゲおやじ ハムエッグ アセチレンパンプ メイスン 等が、赤塚作品なら イヤミ チビ太 デカパン ハタ坊 ダヨーン 等といった個性的な脇役たちが、それぞれ「アトム」「おそ松」といった代表作の枠のみならず他の作品にも進出して、所謂「スターシステム」的な幅広い活躍(藤子作品では小池さんがそれに相当)をしており、主役以上にお馴染み「時にはスピンオフで主役も」になったりもしています。また、アトムもおそ松もその作品世界が時代に合わせたエキセントリックな進化(他作品もそうだし、当然と言えば当然なのですが)をそれぞれの作品特性(ハードな未来SF 異次元的とも言える不条理ギャグ)に合わせて大きく遂げている点も大きく共通しています。
何れにしろ「おそ松さん」もこれで終わりじゃ面白くない。深夜アニメなのに映画作品になった「魔法少女まどか☆マギカ」の様に、願わくば映画化されて大いに毒を振り撒いて欲しいですね。尚「アトム」はハリウッドで今度は実写化されるらしいです。

私の好きな特撮作品を例に取るなら、ライバルと言えば「シルバー仮面」と「ミラーマン」、「快傑ライオン丸」と「変身忍者嵐」、「円盤戦争バンキッド」と「バトルホーク」等がありました。余りにもお馴染みの「ウルトラマン」も短いスパンだと、初代は「マグマ大使」が、「新マン」は「スペクトルマン」がライバルと言われましたが、でも、今現在までの長いスパンにおいて「ウルトラマンのライバルは?」と言われれば、おそらく100人中99人が「仮面ライダー」と言うでしょう。
あと、作品本数は倍以上も違いますが、今ならなお一層、ガメラもゴジラの堂々たるライバルと言える(キングコングとゴジラも或る意味ライバル視されるが)、そんな時代になったと思います。
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by kosaisiarai | 2016-04-04 21:30 | 他 未分類