特撮(時にアニメも)キャラや作品を面白く雑談するブログです。


by kosaisiarai

カテゴリ:戦隊怪人( 11 )

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敵が全く巨大化しない戦隊モノも少ないですがあります。「ゴレンジャー」「ジャッカー」は仕方ないにしても、「バトルフィーバー」「ゴーグルV」は、怪人と同形の敵巨大ロボとの戦いだったので、まるで敵が巨大化した様な印象でした、ただし、最終回において、サタンエゴスや総統タブーが巨大化したので、厳密には「敵が巨大化しない戦隊作品」とは言い切れませんね。近年では「ゴーバスターズ」で、等身大と巨大な敵を別々に描いていましたが、これも極一部ですが巨大化する敵がいた(特に他のヒーローとコラボする場合に見られた)みたいです。
ここに挙げた「超電子バイオマン」はそういった意味では敵が巨大化するという描写の一切無い唯一の作品と言い切れるでしょう。(初の女性二人の戦隊であるという事については余りにもお馴染ですよね。)

敵はメカ帝国「新帝国ギア」で、首領は悪の天才でサイボーグでもあるドクターマン、脇を固めるのはこれまたサイボーグ幹部「ビッグ3」と、五体(後に三体になるが)の等身大のメカ(中にはバイオ合成怪人もいる)怪人、ジューノイド。そして毎回送り込まれる敵の巨大ロボは「メカジャイガン(動物モチーフが多いがカオスなチーフの奴もいる)」〇〇カンス、「ネオメカジャイガン(戦士や兵器がモチーフだけどこれまたカオスなモチーフの奴も)」〇〇メガス、と呼ばれるメカ兵器。
ジューノイド5人衆は 空 海 陸の3タイプ プラス、妖怪タイプ 魔神タイプの5体、それぞれが意志や感情を持っています。毎回送り込まれる巨大ロボは、「サンバルカン」のキングマグマー、「ゴーグルV」の初期のコングロボの発展系といったところですが、全体のシルエットが「機動戦士ガンダム」等でお馴染の大河原邦夫氏デザインを思わせるあたり、時代を感じさせます。特に、敵ロボットであるバルジオン(奴のみドクターマンの作ではない)は、戦隊作品に登場する敵ロボとしては異例のカッコ良さで、平成作品なら、こいつを奪ってヒーロー側の新勢力にするという設定も有り得るでしょう。また、バルジオンを地球に持ち込んだ第三勢力キャラ「バイオハンター シルバ」も印象的でした。「ヒーロー対戦」で一度復活しましたが、どうせならメタルダーと対決させて欲しかったですね。(その理由は特撮ファンの皆さんのほうが御存じでしょう。)、それと、初のマスコットタイプの指揮官ロボ、ビーボ(「フラッシュマン」のマグ 「ライブマン」のコロン 「ファイブマン」アーサー といったキャラ等に繋がる)も忘れられません。
ところで、画像に挙げたサタンメガスの造形ですが、顔の部分のイメージは後の「チェンジマン」の宇宙獣士ズーネ、「フラッシュマン」の実験帝国メスの総統、ラーデウスにつながります。
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by kosaisiarai | 2015-03-29 08:31 | 戦隊怪人
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スーパー戦隊シリーズ第7弾「科学戦隊ダイナマン」は、野球チームをイメージしたコスチュームが特徴。名前の通り、戦隊が名のるたびに背後で爆発が起きてコスチュームと同じ色の付いた噴煙が上がる豪華版映像と、あと、敵組織内にも一つのドラマを作り上げるという、アニメ作品とかでは既にお馴染みのセオリーを特撮作品でも本格的に行った事で知られています。敵であるジャシンカ(邪進化)帝国の帝王アトンの世継ぎであるメギド王子を、かつての日本サンライズ巨大ロボアニメにおける、プリンスシャーキン ガルーダ提督 プリンスハイネル リヒテル王子 シャアアズナブル大佐 といった一連の美形ライバルキャラと同じ路線上に置き。更に、メギドの従妹で美形の悪役女性キャラである王女キャラ キメラを登場させ、お互いの駆け引きや愛憎劇も盛り込んだストーリーになっています。尚、王女キメラは、「ガールズインユニフォーム」においても、ゾンネットやケガレシアと並んで、悪キャラでありながら萌えフィギアになるという名誉を与えられています。(全ての悪女キャラがフィギア化されている訳ではないようです。シボレナやシュリンダやウェンディーヌやフラビージョも有るかと思いますが、サロメ、アマゾンキラー、マズルカ ザゾリヤ博士、ゼノビア将軍、ファラ ル ネフェル フーミン マリア ディーナス リラ ツエツエ 等と言った様に未だフィギア化されていない悪女キャラも多いのは、やはり需要がないからだと思います。(ヘドリアン女王はあったかな?)
ジャシンカ帝国の民の身分は尻尾の本数で決まり、10本の尾を持つ者がジャシンカにおいて完全なる存在になれるという言い伝えがある、筈が、実はそれは「死」を意味していたという意外な「落ち」もさることながら、「尾の本数でジャシンカの民としての価値は決まるものではない、あくまでも中身、身心である。」という悟りに達したメギド(尾を全て失い、一時期「ダークナイト」を名乗る)の、無意味に縋りついていた過去の価値観を捨て、新たなる決意に燃える場面もまたドラマチックな展開と言えるものでした。

さて、帝国が毎週送り込む敵キャラクターが「シンカ獣」です。
コメント欄で±さんが説明している様に、モチーフが地球上の生物で統一されているというセオリーは、前作「大戦隊ゴーグルV」に引き続いて二度目です。造形の方はライダー怪人(当時の)に比べると重厚で豪華。生物が進化して霊長類に近づいた、というコンセプトの元にデザインされているので、当然人間体型の着ぐるみという事になりますね。ただ、画像のカニシンカを見る限りでは、人工的なパイプの様なものが付けられていますが、活動をよりし易くするためにバイパス手術を後から施されたのでしょう。また、巨大化の際に足の宇分が大きくなりますが、やはり足首にかかる重量負担がそれだけ大きくなる、という物理学的な考証を考えても納得がいきます。
後半シリーズからは「メカシンカ」という、メカと生物(架空も含む)の生体を融合させた、それこそ、デストロン怪人のセオリーを受け継いだ敵キャラが搭乗するようになり、そのキャラクターセオリーは「鳥人戦隊ジェットマン」のバイオ次元獣、「忍風戦隊ハリケンジャー」のサーがイン配下のクグツへと繋がります(一部のマシーンベムにもそんなのがいましたね)。
私個人的にはメカシンカのデザインはエストロン怪人よりは整然としていて好きでしたね。デストロン怪人の場合、動物組織の欠損部分を鉄板で補足していた様なイメージでしたが、メカシンカはまさにスチールの鎧を着ているイメージでした。ただ、相変わらず、手だけが武器 というデザインが多かった様に思います。もっと、例えば、鳥とジェット機、トンボとヘリコプター、戦艦と鮫、サイと戦車 エイと円盤 といった様なハイブリッドを狙った合体があっても良かった様に思ってしまいますが、今思うとそれはむしろ、バイオ次元獣やクグツに期待すべきだった事かも知れませんね。
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by kosaisiarai | 2013-12-12 19:50 | 戦隊怪人
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スーパー戦隊第六弾はこれまたオーソドックスに女性一人を含む5人体制、ただし、過去には使われなかったカラーとしてブラックが初登場し、従来のブルー(クールキャラ)のポジションに。一方、グリーン(少年)がオミットされ、代わりにブルーが少年キャラのポジションに。文明を象徴するそれぞれの戦士のマスクにはパワーの源となる宝石が嵌められています。
「ゴーグルV」と言えば、当時大人気のスポーツだった新体操のアクションが取り入れられた事でも知られていますよね。新体操の手具も五種類で、それぞれの戦士のメインの武器(レッドはロープ ブラックはクラブ ブルーはフープ イエローはボール ピンクは勿論リボン 無論 戦士一人一人が全ての手具を使いこなせる)にもなっています。しかも、ゴーグルピンクは新体操選手という設定で、萌えフィギア「ガールズ イン ユニフォーム」には、ホットパンツファッションとレオタードの2種類の桃園ミキがあります。
さて、ゴーグルVの敵となる組織がデストピア。総統タブー(「ちょっとだけよ!」じゃないぞ)を総統とする遺伝子科学帝国で、毎回送り込まれる敵キャラは、生物(何故か、架空の生物もある、一種のキメラか?)の細胞と金属原子を融合させて生まれた合成獣で、ネームは「〇〇モズー」で統一。戦隊作品には珍しく、敵キャラが動物モチーフで等一されています。また、ベーダー怪物や機械生命体モンガーの様に巨大化はせずに、巨大ロボに搭乗して戦うというのも大きな特徴です。
合成獣のデザインは前半においては私自身がどちらかと言えば苦手な左右半々の非対称デザインで、半身が生物組織、半身がブラックサタン怪人風のメタリック。とは言え、シルエット的にはバランスが取れているので、自分的には多少無理はあっても何とか許容範囲だと考えています。かつて「仮面ライダーストロンガー」でも、デルザー最強の魔人、マシーン大元帥がその様なデザインでしたよね。あれはあれで面白い造形だと思いました。ただ、シリーズにするのは如何か?と。後半になると生身とメタリックのバランスがハイブリッドになって、見た感じも心地よい左右対称デザインになりました。ただ、デストロンのメカ怪人やマシーンベムと同様のデザインコンセプトになってしまいましたが、でも、私は嫌いではありませんでした。
カイモズーやハチモズーの様になかなかシュールなデザインの奴もいましたが、基本的には正統派に近いデザインで押していました。ただ、終盤になると、哺乳類モチーフの正統派デザインそのもののモズーが立て続けに登場したのは今一つ面白味に欠けていた様に思えます。あと、これは冗談ですが、百舌鳥(もず)がモチーフのモズモズーはいませんでしたよね、当然!
モズーが倒されると、モズーと同じモチーフの巨大ロボ「〇〇コング」に搭乗してゴーグルロボと戦い、地球剣で両断されて砕け散る訳ですが。真っ向から両断するのは、コングのコクピットにいるモズーも両断するため。巨大ロボコングは、上半身はモズーと同じ造形ですが、下半身は巨大な重量を支えるために重厚で頑丈な脚になっています。また、コングの頭部にはコクピット部分があります。
とは言え、作品初期にはモスーとコングは別々で、ファンコング ヒカリコング ゴリラコング(ゴリラモズー用ではなくオリジナル) マンモスコング(同名の怪獣「月光仮面」に登場した。これまたマンモスモズー用ではない)、と、オリジナルのコングが4体まで登場していましたが、結局はコストと手間の都合で、カマキリモズー用のカマキリコングからはモズーと同タイプにした という訳ですね。
それなら最初から、合成獣第一号カイモズー用にはカイコング とすればよかったのに!と思ってしまいますよね。最終回近くで幹部のデスギラー将軍がクマモズー用のクマコングを横取りして搭乗する回がありますが、その時こそむしろ、久しぶりに将軍用にオリジナルのコングを出しても良かったんじゃないか?と思うし。劇場版悪貧でも、モグラモズー用にこれまたオリジナルの(例えば)ドリルコングとかを出しても良かったんじゃないかと思います。また、ファンコング二号 ヒカリコング二号 なんてのを出しても良かったと思いますし、前作「太陽戦隊サンバルカン」の最終回のキングマグマーを「マグマコング」と名を変えて出すというお遊びも欲しかったですね。尚、ファンコングやヒカリコングの脚部分はそのまま後の巨大ロボコングの脚として使い回されたりもしました。オリジナルのコング達のイメージは後の「超電子バイオマン」のメカシャイガンや「特捜戦隊デカレンジャー」の怪重機、「特命戦隊ゴーバスターズ」のギガノイドへと繋がります。
また、妖しくもセクシーなコスチュームの女幹部マズルカ。「ザ カゲスター」の初期の悪人のコスプレを思わせるイガーナ博士とザゾリヤ博士。骨のヘルメットが印象的なデスギラー将軍。「地獄大使!」と言うよりはクライム四天王に加えても違和感のなさそうなデスマルク大元帥。
そして、大魔人ドルゲとバックベアードが合体した様な総統タブー。その正体は遺伝子(DNA)そのものと言う事で、ブラックマグマのボスが巨大メカであるコンピューターだったという設定とまさに好一対であり、更に両者のキャラクターコンセプトを併せる事で後の「超新星フラッシュマン」の帝国メスの帝王、ラーデウスに繋がるもと思えます。
私的にはタブーのデザイン。「変身忍者嵐」のバックベアードには、むしろこちらの造形デザインの方が暑苦しくなくて良かったのでは?と思いましたよ。
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by kosaisiarai | 2013-11-24 11:31 | 戦隊怪人
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スーパー戦隊シリーズ第五弾は男ばかり三人の「太陽戦隊サンバルカン」です。熱血 クール 力持ち 女性 少年の通常の5人戦隊を「超電磁ロボコンバトラーV」「超電磁マシンボルテスV」に喩えるなら、サンバルカンチームは「宇宙大帝ゴッドシグマ」でしょうか。歴代で唯一女性不在の戦隊ですが、3人が所属する防衛組織の長官の娘が一応ヒロインという事でレギュラー出演しています。
敵組織は地底帝国ブラックマグマ、週替わりで登場する敵キャラクターは「機械生命体」と呼ばれ、ネームの語尾は「モンガー」で統一されます。メカと生命体組織を融合させた生物兵器と考えられ、「スパーダーマン」のマシーンベムの発展系(どちらも怒りで巨大化するし)の様にも思えます。
初期は「ジムシモンガー」「シイラモンガー」「ナウマンモンガー「「トリモンガー」と、動物モチーフが続きますが。その後はモチーフも実に多様化し、「キカイモンガー」「トビバコモンガー」「メカメカモンガー」といったアイテムモチーフ、「ヤキュウモンガー」「レスラーモンガー」「ボクサーモンガー」「ファイターモンガー」といったスポーツモチーフ、更には「ノロイモンガー」「ペッタンモンガー」「タイムモンガー」「ハラペコモンガー」といったカオスなモチーフまで。勿論、動物モチーフもまだまだ多く登場します。最終回には巨大ロボキングマグマー(対決シーンが短すぎて勿体無い、もっと活躍させて欲しかった)という、前作品「電子戦隊デンジマン」におけるバンリキモンスの様なイレギュラーな敵とも戦いました。活躍が少なかったのが些か不満ではありましたが、次作「大戦隊ゴーグルV」に「マグマコング」と名を変えて再登場させたら或る意味面白かったでしょう。
また。「イナズマギンガー」という孤高の傭兵キャラも登場します。(劇場版「宇宙刑事シャイダー」にも同様のキャラが!)でも、ラストで洗脳を兼ねてイナズマモンガーにされたのは必然性も無く!!!でしたね。
造形デザインセンスについては個々には「ここをこうした方がもっと良い」という不満もありますが、全体的には「可もなく不可もない」といったところでしょう。
あと、ダースベーダー意匠の最高幹部ヘルサターン総統。前作「デンジマン」から続投で、コスチュームを一新のへドリアン女王。「宇宙刑事シャイダー」のギャル軍団にも繋がるゼロガールズ。「スパーダーマン」の鉄十字軍最高幹部アマゾネスのキャラをまんま受け継いだアマゾンキラー。そして何と言っても、「大鉄人17」のビッグブレインを彷彿とさせる巨大コンピューターでラスボスのブラックマグマ皇帝。

全体的な作風としては、たとえば「バトルフィーバーJ」がサスペンス性を、「デンジマン」が怪奇性を強調していたのに対して、「サンバルカン」はストレートなパワーを感じさせる作品に仕上がっていた、というイメージが強かったですね。
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by kosaisiarai | 2013-11-08 22:20 | 戦隊怪人
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スーパー戦隊シリーズ4作目の「電子戦隊デンジマン」において、その後に続くシリーズの作品ホーマットはほぼ完成されたと言えるでしょう。五色のモノトーンで色分けされた戦士、敵怪人の巨大化、そして巨大ロボ戦。
スーツのマスクデザインも、目はゴーグルだけど口があり、マントではなくマフラー着用、と、バトルフィーバーJのデザイン要素も活かされています。頭部の剥き出しのメカ回線はキカイダーっぽくも思えます。
戦隊シリーズとして4作品目、インターバルを置いての再スタート作品としては2作目で、ウルトラマンで言えばエースに相当しそうなこの作品は、ウルトラの新たな試みとして異次元からの敵と「超獣」という新たなキャラクターを産み出したウルトラマンエースと同様、やはり異次元からの敵「ベーダー一族」や、人間的な要素を極力払拭した「ベーダー怪物」という新たな敵を生み出しました。もはや「怪物」であって「怪人」ではないそんな的怪物たちは、名前が「〇〇ラー」で統一され、造形的にはタイツが基調の人間型ですが、生々しいその造形イメージは左右非対称で不安定な印象とそこから醸し出される恐怖を感じさせます。
ところで、そんなベーダー怪物ですが、初期のデザインには実は大きな共通する特徴があります。例えば第1号怪物のムササビラーですが、ムササビには見えません。「イナズマン」のカエンファイターのデザインを彷彿とさせる左側の飛行膜の様なものはかつて生物学者になりたいとも思った私にはむしろ軟体動物の外套膜に見えます。デザインが先行でネームは後付けなのでしょう。続く シャボンラー、チカゲリラー ルパンカメラー ツタカズラー ヒゲキタコラー ウミツラー フィルムラー デンワラー と続く怪物たちのデザインは何れもシュールで、一見しただけではモチーフや特性は判らないでしょう(デンワラーは付属備品である受話器で何とかモチーフが判る)。しかし、その次のハンバラーあたりから、モチーフの判り易いデザインになります。しかし、左右非対称というコンセプトはそのまま。
私個人的には左右非対称デザインは確かに好きではありませんが、全く嫌いという訳でもありません。デザインセンスにもよりますが、それはそれで充分に味があると思うし、また、非対称デザインにする事でニュアンスが出る場合だってあると思います。非対称ならではのデザイン上での冒険も出来ると思います。ただ、不必要に使われるのはやはり好きではありません。
ベーダー怪物をデザインしたのは野口竜氏で、宇宙刑事シリーズの敵キャラクターのデザインも担当されています。野口氏のデザインは確かにシュールで独特の味がありますが、ただ、残念なのは一話限りの登場で終わってしまう事。野口デザインの敵キャラクターは再生復活して集団で襲って来るのもまたとても似合うと思うだけに、何かとても残念で勿体無いです。戦闘員ばかりをうじゃらうじゃら出されても有難くもありません。尚、ベーダー怪物のモチーフには、地球上の動物や、地球上にある各種アイテム、その他カオスなモチーフも使われている様です。
また、作品中版からバンリキ魔王という新たな幹部キャラが登場しますが、奴の左右非対称デザインがこれまた芸術の域です。「〇〇魔王(又は大王)」続々登場で、前半の「〇〇ラー」に代わる敵怪人として後半のシリーズにしてほしかったくらいです。
バンリキ魔王が連れて来たのがバンリキモンスと言う怪獣で、なかなかの重厚デザインですが、今迄さ湯非対称の怪物ばかりが続いた事もあり、ダイデンジン(大鉄人17 レオパルドンに続く変形タイプの東映巨大ロボヒーロー、必殺技は電磁剣で左右非対称な敵に相応しく相手を斜め斬りにする半月斬り)がそれまで左右非対称な敵ばかり斬ってきたのに、いきなり左右対称の普通デザインの敵と戦うシーンを見た時には、何か不思議な違和感に似た気分を感じました。
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by kosaisiarai | 2013-10-27 12:57 | 戦隊怪人
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「ジャッカー電撃隊」から一年間のインターバルを経て復活した戦隊モノが「バトルフィーバーJ」です。「ジャッカー」の後番組は同じ東映特撮の「透明ドリちゃん」でしたが、2戦隊の一年間のインターバルを繋いだのはむしろ「スパイダーマン」と言えるでしょう。理由は言うまでもないと思います。
本当なら「国際戦隊バトルレンジャー」というタイトルの方が良かったと、今になって誰もがお思いでしょうが、当時のスタッフには「シリーズ作品」という意識は希薄だったと思うし、それ故に、他の戦隊と比べても異色なイメージです。戦隊ではお馴染みのゴーグルマスクではなく普通に端正なマスクの「美形の戦隊」と今でも評され、中でも、歴代戦士で唯一髪のあるミスアメリカ(旧ブログでも述べましたが)は、そのハイレグコスチュームの魅力という事もあって、未だに根強いファンは多いです。それと、作品登場当時はディスコがブームで、映画「サタデーナイトフィーバー」もヒットしました。5人の戦士の隠しモチーフに「踊り」があります。ただし、その隠しモチーフは作品中で活かされていたとは言えませんでした。「電撃戦隊チェンジマン」も、モチーフである伝説獣が活かされていなかった(「ジュウレンジャー」以降のファンタジー系の戦隊で使えば上手く活きたのにね)と思います。尚バトルジャパンの踊りは日本舞踊ではなくカンフーダンスなので、念のため。
画像右上のメカブルトンみたいな怪人製造マシンから生み出される「御子」と呼ばれる怪人たちは、ネームも「〇〇怪人」で統一されます。人間が怪人に改造される場合もあるようですが、人間以外から生み出される場合もあるようです。デザインコンセプトは、初期においては「秘密戦隊後レンジャー」の、民族美術モチーフの仮面怪人と何ら変わりません。造形セオリーも殆ど頭部のみに集中。「ゴレンジャー」に出ても違和感ありません。コウモリ怪人はインカの仮面風、キバジシ怪人は東南アジア風、デスマスク怪人はヨーロピアン風、念力怪人はアフリカ風 と。そして五番目が、地中海風のシュールなマスクのバッファロー怪人ですが、ただ、奴の造形は今までの怪人とは違い、全身を造りこんだ重厚な造形になっています。何故なら、奴の回から「弟ロボ」と呼ばれる敵巨大ロボが登場するようになり、また同時に、作品の更にもう一体のヒーローであるバトルフィーバーロボがデビューを飾ります。続く六体目が古代大和テイストのドグウ怪人で、これまた重厚な全身造形。ドグウロボとの巨大戦もjこれまた重量感があります。
7体目は今度は首から下がウエットスーツという、前二回と違って軽量デザインの火の玉怪人&ロボ、デザインも今までの民族的なイメージとは打って変わって現代美術を思わせるシュールさです。予告を見た時に「この回は敵弟ロボは無理して出す必要は無い、バトルフィーバーロボの消火活動で巨大戦に替えれば良いじゃないか!」と思ったんですが、ちゃんと敵巨大ロボも出たのには参りました。その後は、スポーツ怪人&ロボ、といった具合に、身近な物事やアイテムや動物とかモチーフの敵キャラが出るようになりました。戦隊怪人におけるモチーフという点では、事エゴス怪人に関しては、次作「電磁戦隊デンジマン」のベーダー怪物と並んで、かなり融通無碍な方じゃないかと思われます。
長くなるので、この続きは「その2」で語りたいと思います。
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by kosaisiarai | 2013-09-29 16:48 | 戦隊怪人
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クライムロボを語る記事、その2はビッグワン登場編および劇場版に登場した怪人達について語ります。
コードネーム「ジョーカー」こと鯨井大佐の後を受けてジャッカー日本支部の隊長となったのがボディカラーがホワイトの戦士ビッグ1。戦隊シリーズにおける追加戦士の魁ですね。彼の登場で作風にも一層の明るさが増しました。ただ、放送が1クールのみなので「後半」と呼ぶには短い。でも、そんなシリーズに登場したのが、今迄とはタイプが異なる新たなクライムロボ達。
ジョーカー編ではデビル〇〇とクライムボスのコンビネーションでしたが、ビッグ1編では怪人そのものがクライムボスも兼ねるという役どころでした。そんな新たなるクライムロボ第一号が、画像にもあげた「アトミック魔女」です。名前から察するに、同じサイボーグ戦士であるスペードエースと同じエネルギーをパワーにしているのでしょう。剥き出しのメカは「ゴレンジャー」の赤面仮面をよりグロくした様。バイオリンから発する音波が武器という訳です。第二号は、後の「バトルフィーバーJ」の勉強怪人をも彷彿とさせる大頭にシルクハットという井出達の「地獄天使」。子供たちを誘拐してコントロールしようとします。しかし、この二体を見る限り、ビッグワン編のクライムロボのセオリーが見えてこない。製作スタッフも試行錯誤しているな!と思ってしまいます。
クライムロボの方向性を初めて示したのが、三番目に登場した「アリンガム将軍」です。この後、「動物+役職」というネーミングパターンに収まる訳です。続いて「空飛ぶ幽霊船」の艦長「キャプテンゴースト」、更に「クロコダイル総統」「カマキリ大酋長」「コブラ大神官」「シャチ羅漢」「カメレアン大隊長」「バッファロー提督」「イカルス大王」と続きます。幹部アイアンクローに処刑されたイカルス大王(モチーフは烏賊 だよな?」以外はビッグ1も加えた必殺技「ジャッカーボンバー」でオ倒されますが、この技、ゴレンジャーストームやゴレンジャーハリケーンの様に的に応じた武器に変化するという事で、それもまた観る側にとって一つの楽しみでもありました。
デザイン造形はまさに「首から下の造形の手を抜いたブラックサタン怪人」という表現がピッタリ。ジョーカー編のデビルウルフもむしろこちらに出して、首から下を軍服にして「オオカミ大将軍」とでもした方が良かったかも。あと、デザイン造形意匠を首から上のみにするのなら、モチーフとなる動物も、蜘蛛(ジョーカー編にデビルスパイダーがいたが)とか、コウモリや鳥(背中ではなく首の両脇から翼が生えたデザイン)とか、サソリとか、カニとか、ヒトデとか、頭部だけにその形状におけるの意匠を全て集中させる事が出来る様な動物を選ぶべきだった様に私は思いますが、あえてそうしなかったのかも知れません。それとも単なるアイデア不足による息切れだったのかも。
確かに、「ジャッカー」も、同時期放送の」ロボット110番」も、年を越さずに3クールで年内終了(一ヶ月前には「大鉄人17」も終了)しています。東映のスタッフの中で、かつてない大幅な人事改正があったのか?と思ってしまった程でした。

さて「ジャッカー電撃隊」はこの少し後にオリジナル作品「ゴレンジャー対ジャッカー」が劇場公開されますが、戦隊シリーズにおいて2組以上の戦隊の競演は実は当時では初めての試み(歴代仮面ライダーにはあったし、アニメではデビルマンとマインガーZの競演もあった)であり、その後のOVシネマにおける競演(今でこそ当たり前にスクリーンで競演しているが)の恒例化までにも、長いインターバルがあるという、実に珍しい作風でした。しかも、この映画と同じ世界には、キカイダー兄弟 仮面ライダーV3 イナズマンもいるというから、今でいう「スーパーヒーロー大戦」の原点みたいなものですね。映画の中には「クライム4天王」という、大幹部に匹敵の新たな怪人達が登場します。
何れも「ゴレンジャー」の鉄人仮面の軍団の怪人の顔の部分を丸く抜いてアクターの顔が覗くという造形で統一されており、メンバーは、「UFO船長(安藤三男)」「鉄面男爵(潮健児)」「サハラ将軍(天本英世)」「地獄拳士(金田治)」で、アクション指導や監督も行うという金田治氏を除けば、東映特撮では有名なベテラン悪役俳優勢揃い。これにアイアンクロー役の石橋雅史氏が加わったコスプレ悪役軍団に心躍ったマニアも多かったかも知れません。(マスクの顔をくりぬいた造形と言えば、「ゴレンジャー」の黒十字総統や、「仮面ノリダーの、下半身キャミソール姿のジョッカー大首領も印象的でした。)
その四天王が合体したのが四天王ロボ、デザインは戦車がモチーフらしいです。久しぶりの全身を造り込んだ怪人が出たぞ!と思った人は多かったでしょう。「宇宙鉄人キョーダイン」のタンクーダや、「超人機メタルダー」のゴーストバンクの機甲軍団のブルチェックをも彷彿とさせます。
尚、ジャッカーは本当は大鉄人17と競演(後にライダーフォーゼで実現)する企画があったらしいですが。もしそれが実現していたら、次はスパイダーマンとバトルフィーバーJを競演させて欲しかったです。ミスアメリカとはアメコミ繋がり出し、何と言ってもどちらも巨大ロボに乗るしね。ハリウッド版スパーダーマンとパワーレンジャーの競演も同様に見たかったですね。
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by kosaisiarai | 2013-09-26 20:42 | 戦隊怪人
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秘密戦隊ゴレンジャーの黒十字軍仮面怪人、今度は動物モチーフの怪人達を上げます。当記事には一応四体の画像をアップロードしました。何故この四体か?というと、四体だけが画像検索において適切な写真を見付ける事が出来た、というのが理由です。
動物モチーフと言えば「仮面ライダー」の専売特許の様に思いますが、不気味さ(特に初期)を売りにしたショッカー怪人とはまた対称的に、仮面怪人の場合、頭が大きく表情も感情を露わにした様で、一言で言うなら「怖い顔をしたゆるキャラ」のイメージ(これはアイテムモチーフの仮面怪人にも言える事だが)です。
とは言え、以前の記事でも申し上げましたが、私は動物モチーフの仮面怪人のデザインセンスは実は余り好きじゃないんですね。正直、仮面怪人と言う以上は、デザイン意匠を全て首から上に集中させる(ライダー怪人の場合は、ほぼ全身か最低でも上半身に意匠を入れる)べきではなかったか?と思います。
剣ザメ仮面は奴が登場する少し前の時期にヒットしていた映画「ジョーズ」を意識したのでしょう。死の鳥仮面は鳥と言うよりは翼竜です。どちらも大きな頭が実に漫画チックですが、やはり「仮面怪人」というセオリーから言えば、自分的には剣ザメ仮面の頭部は「忍風戦隊ハリケンジャー」のジャカンジャ幹部サンダールの様な尾頭付きデザインが良かったと思うし、死の鳥仮面の翼と腕はそれぞれ独立させ、翼は頭部から生えている(ついでに、尾もポニーテールの様に後頭部から生える)デザインで見たかったです。
鉄蛇仮面は「仮面ライダーストロンガー」のデルザー魔人蛇女の劣化コピーとしか思えません。むしろ、頭部は蛇のトグロのデザイン(ショッカー首領で先にやってしまったが)の方が面白いと思うし、頭でっかちのスミロドンといった感じの鋼鉄虎仮面になると、スタッフのアイデア切れ 息切れぶりが感じられます。これだったら張り子の虎モチーフの方が鉄獅子仮面と好一対になって面白かったでしょう。一方、同じ虎モチーフで「タイガー仮面」というのもこの後更に登場します。背中の虎縞マントは流用でしょうか?デザイン上の差別化も図られ、工夫も感じられて、デザインも悪くないのですが、アイデアとしては?ですね。
鉄蜘蛛仮面というのもいます。でも、「トリプルファイター」のクモデランのデザインの方がよっぽど相応しいと思えたし、妖貝仮面も、頭部ではなく全身で怪人しているという造形で、むしろエゴス怪人の方にこそ相応しかったかも知れません。奴の場合、「宇宙刑事シャリバン」の魔界獣エイビーストの様に、貝殻が頭部をプロテクトする(頭部さえ無事なら復活可能という設定)というアイデアの方が私は好きですね。
他にマンモス仮面もいますが、化石をイメージしたデザインはエゴスのナウマン怪人に繋がるイメージを感じました。とは言え、キバ男爵風のマンモスの頭蓋骨のイメージの方が、角骨仮面と好一対になって私としてはやはりそちらで見たかったです。尚、蝙蝠モチーフの仮面怪人はいませんが、もしいたとしたら、「変身忍者嵐」のドラキュラの変身体の様なイメージで見たかったです。あと、映画に登場した鋼鉄剣竜はネーミングこそ「〇〇仮面」ではありませんが、ステゴザウルスの様な剣流を頭部に乗っけたようなデザインで、しかも映画怪人に相応しい様なヘビー級の造形でした。

動物モチーフの戦隊怪人はこの後作品の「ジャッカー電撃隊」等、多くの戦隊作品にも登場します。モチーフを動物でほぼ統一した戦隊作品もあり、デザイン上にもそれぞれに特徴がありますが、その事についてはまた別の記事で触れたいと思います。
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by kosaisiarai | 2013-09-22 07:06 | 戦隊怪人
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さて、「秘密戦隊ゴレンジャー」黒十字軍仮面怪人を語る上で、アイテムモチーフの怪人達を外すわけにはいきません。単に「ギャグ怪人」で片付けてしまうには終わらない、語れば語る程に奥が深くいとおしささえ感じる怪人達について語ります。
身の回りのアイテムをモチーフとした怪人と言えば、「ロボット刑事」のバドーロボットや、動物との合体では「仮面ライダーv3」のデストロン怪人もそうだし、「イナズマンF」のデスパー怪人や「仮面ライダースーパー1」のジンドグマ怪人、更には「仮面ノリダー」の一部のジョッカー怪人にもそういうのはいます。意外なところでは「サンダーマスク」の魔獣も外せません。戦隊シリーズでは、「電子戦隊デンジマン」の一部のベーダー怪物や、「太陽戦隊サンバルカン」の機械生命体にもそういうのがいます。更には「鳥人戦隊ジェットマン」の次元獣、「五星戦隊ダイレンジャー」のゴーマ怪人、「百獣戦隊ガオレンジャー」のオルグ、「炎神戦隊ゴーオンジャー」のバンキ獣、「特警戦隊ゴーバスターズ」のメタロイド、と、胴部とモチーフと並んで実に多くの作品(これ以外にも数多い)の敵キャラクターのモチーフとして、作品ごとにイメージを変えて繰り返し使用されています。
しかしながら、それら多くの作品群の中にあっても、「ゴレンジャー」の仮面怪人はやはりマニアの間では知名度が高いようです。一番の理由は、仮面ライダー怪人には見られないようなギャグっぽさでしょう。中でも特に人気が高いのが、機関車仮面 テレビ仮面 野球仮面あたりでしょう。画像検索でついでにダウンロードした、ストーブ仮面とピアノ仮面の画像も添えました。奴らの含め、アイテムモチーフの仮面怪人たちは、後からじっくり述べますが。キャラのみならずその断末魔までもギャグ的です。
やたらと思うそうな巨大な頭の割には高速で走行する機関車仮面、断末魔は「俺の時代は終わった!」でしたが、レトロ志向とは言え、SLはその後も意外と長く活躍しています。
むしろテレビ仮面こそが「時代は終わった」と、今でこそ言える筈です。私の「オリジナル怪獣怪人ギャラリー」には、「非公認戦隊アキバレンジャーシーズン痛(つう)}の怪人としてデジタルテレビ仮面の画像があります。頭部の電波塔は東京スカイツリーを模した他、テレビ仮面とは比較にならない程の多機能があります。時代を反映した怪人モチーフには、他に、電話仮面(ダイヤル式)→ジョッカーの留守番電話男(プッシュフォン式)→ケータイオルグ→スマホモンガー(アキバレンジャー)の例もあります。電話仮面の断末魔は、ゴレンジャーハリケーンが手になって奴の電源スイッチをオフにする(今ならリモコンになって停止のパルスを送る)でしたね。
野球仮面はむしろ「ボール仮面」「ピッチングマシン仮面」の方が的を得たネーミングだと思います。「野球仮面」というネームならむしろクライムのデビルバッター(声はどちらも永井波平一郎氏がギャグっぽく演じた)のようなデザインの方が、後に登場する剣道仮面と好一対になったと思います。とは言え、首から下を単なるウエットスーツ風ではなく野球選手のユニフォームにしたのはナイスアイデアです。同様の例がガンマン仮面(頭部が拳銃、首から下はカウボーイの服装)や、鉄ワナ仮面(首から下はマタギ風の服装)にも見られます。
他にも、画像にも挙げたストーブ仮面にピアノ仮面。ピアノ仮面は首から下をピアニスト風にタキシード姿にした方が良かったかも。
アイテムモチーフの仮面怪人は上記以外にもまだまだいます。ちょっと異色のナイスアイデアとしては「牛靴仮面」というのもいます。靴(牛革)がモチーフですが、牛の意匠も入っており、デザインもギャグっぽいです。キック技でゴレンジャーハリケーンに真っ向から挑戦した唯一の怪人でした。
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by kosaisiarai | 2013-09-12 20:39 | 戦隊怪人
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引き続き、スーパー戦隊シリーズ第一作である「ゴレンジャー」の仮面怪人について述べていきます。
先ずは、黒十字軍が送り込む怪人「〇〇仮面」のモチーフについてですが、大体4パターン位に分けられると思います。
1:戦士や悪人をイメージしたもの。武者仮面や剣道仮面や海賊仮面がこれに相当します。早い話、「超人機メタルダー」の鎧軍団人と同じコンセプトモチーフです。「バトルフィーバーJ」の格闘技怪人や大盗賊怪人、スポーツ怪人あたりもこの部類ですね。
2:民族美術をモチーフとしたもの。前半シリーズには多く登場します。中には近代の前衛芸術をモチーフとした奴もいます。今回等記事でじっくりと述べます。
3:身の回りの道具や日用品といったアイテムがモチーフ。鉄人軍団以降多く登場するパターンで、デザインもキャラクターもギャグっぽい奴が多く、「ゴレンジャー」という作品の魅力を大いに盛り上げてくれました。
4:動物モチーフ。流石にここまで来るとスタッフも息切れしたのか?と思わせる奴が多く、私としても余り好きになれない怪人群です。
5:分類不能。
また、以上挙げた中の要素を2つ以上併せ持つ奴もいます。
さて、上記の2のパターンから、代表的な奴をいくつか画像も添えて挙げてみました。
毒牙仮面はどうやら東南アジアの舞踊に使われる仮面がモデルらしいですが、首から下の衣装が日本の雅楽風でチグハグな印象です。元は中国の蘭陵王と雰囲気が似ているからでしょうか?
舟耳仮面は南アフリカの土着的な印象を受けます。
鳥牙仮面(鳥に歯は無い筈だけど!)は同じ南国でもニューギニアかサモア諸島、或いは南米のイメージです。ネーミングは何れも観た目由来でしょう。
ここに挙げた三怪人以外にも、儀式や祭りにおける民族美術、宗教における偶像(仏像 マスコット)をデザインモチーフとした怪人は、黒十字軍の仮面怪人に限らず、エゴス怪人やテロル闘人、フーマの不思議獣、バルバンのイリエスの配下達、その他、数多くいます。機会があればそれらについても詳しく述べたいと思います。
黒十字軍に限るなら、やはりアフリカ美術的な角仮面やスチール仮面、明らかにモアイ像モチーフの岩面仮面、信楽焼の狸像がモチーフと言われる鉄獅子仮面、前衛的なデザインの虹仮面 日輪仮面 赤面仮面 鉄姫仮面 等。その他探せばまだまだあると思います。
そして、奴らの原点として、以前、私が「pulog2」の名で立てていたブログの中でも述べましたが、「変身忍者嵐」の妖怪ドーテムやクンバーナも外せません(更なる原点となったキャラがいるかも?)。
「美味しんぼ」の単行本110巻「福島編」に「人形様」という巨大な魔除けの人形が登場します。一種の「案山子」 ですね。地方に行けばそういった民族信仰における美術は多くあります。日本に限定してもかなりのバリエーションでしょう。ましてや世界各国となれば。もう、怪人モチーフには事欠きませんよね。
話が脱線しますが、興味のある人は、愛知県犬山市のリトルワールドや、大阪府吹田市万国博跡地の民俗博物館を訪ねてみると良いでしょう。水木しげる先生もその様なコレクションを所有されているので、鳥取県境港市の水木しげる記念館を訪ねてみるのも良いでしょう。
さて、次回はアイテムモチーフの黒十字軍仮面怪人について述べたいと思います。
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by kosaisiarai | 2013-09-08 17:31 | 戦隊怪人